バックパッカーの聖水

乾いた心に聖水を!

カテゴリ:旅に出よう! > マレーシア

マレーシア行きの寝台車の中で、

とある人物と出会った。


PONさん
がカンボジアで知り合った


遠藤さんという
ジョンレノン似で、

世界あちこちを旅している
達人だ。


この列車に
偶然のり合わせていた。


ペナン島
へは3人で行くことになった。


それにしても
遠藤さんとても落ち着いている。

俺もあちこち世界を回れば、


こんな落ち着きが得られるのだろうか。



翌朝、列車はタイとマレーシアの国境に当たる


スンガイ・コーロク駅
のホームへと滑り込んだ。


イミグレして → 列車乗り換えて → 出発。


アレ?! 初の陸路国境越え、アッサリすぎる。


荷物検査のおっちゃん、ヘラヘラして


検査してねーし・・・。緊張感まるでなし。



バターワースに着いた列車から、

フェリーに乗り換え、対岸のペナン島に向かう。


ラブレーンG.H
という宿の


3人部屋
にチェックイン。40Rm(1200円)


ペナン島
はマレーシア第二の都市で、


中心街はそこそこ栄えている。


3人で街をブラついていると、


「あれっ!!PONさ~ん!!!」 


童顔の
日本人が近づいてくる。


「えっ!サトル!?」


この
サトルPONさん


カンボジア
で出会った男だそうだ。


しかし偶然劇場はまだ終わらない。


安宿を探していたこのサトルを、

俺達の宿に案内すると、


「あれ、マサさん!?」


サトル
タイで出会った日本人と遭遇。


ここまでくると、わけが分かんないが、


偶然その辺に居合わせた


韓国人の女の子・BOBO
も巻き込んで、


みんなで夕食を食べに行った。


とりあえず、大勢で食べるご飯はおいしい!


しかし、この偶然の会(怪)はまだ終わってはいなかった。


もう、面倒くさい・・・  いえっ
汗



つづく・・・

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  もう、どれが誰だかわかりませんっ (C)PON

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ヒゲ野郎三人衆 とりあえず、全員ヒゲ剃って出直して来い!


翌朝、宿のロビー
(といっても、立派なものではない)に、

みんなが何となく集まってきた。


遠藤さん
は1人で島を観光して、


夜に次の地へ出発するのだそうだ。


昨日着いたばかりだが、きっと、


自分の旅のスタイルが確立しているのだろう。


ちなみに
遠藤さん、某国立大学を出ているそうだ。


こんなとこで何してんだろう?



ヒゲ野郎三人衆
(俺・PONさんサトル)は、


ペナン島で一番高いタワー、
コムタに向かった。


遠くまで見渡せる。それだけ。


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     (C)PONたもつ


帰りに
銀行に寄ったが、ガードマン


ショットガン
を持っているのを見て、


外国にいることを
痛感する。



宿に戻り、韓国人の
BOBOも加わり


みんなでトランプをすることになった。


彼女は当然、
日本語が話せないので


オーストラリアに1年滞在
していたサトルが、


代表して
英語で説明することになった。


みんなが
サトル英語力に注目する中、


ヤツは口を開いた。


「あのさ、これがこうでさ、
 ああなるから、こうなるの。アンダースタンド?」


えっ!? ふつーに日本語じゃねーか!


実は
サトル、英語をマスターしたくて


オーストラリアに1年滞在したが、


全く英語を話せるようにならなかったという。


どうやって生活してたんだ?


この男、他にも
まだある。


タイのバンコク
に滞在していたが、


ビザの関係上、一度出国しなくてはならず、


こうしてマレーシアのペナン島に来たわけだが、


タンクトップにハーフパンツのみ
で、


着替えはパンツ一枚持ってきていない。


つーか、パンツはいてないよっ!


さらに
、 大便をして紙がないときは、


一度、を流し、
便器にたまった

ケツを洗う
ウラテク(?)を自慢げに語る。


この辺で、やめておこう。


一人旅をするヤツは、俺を含め、変わり者が多い。



つづく・・・


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遠藤さん
が出発して、俺とPONさん


また2人で部屋をシェアすることになった。


夜、PONさんはすでに寝入っていたが、


俺はなかなか寝付けずにいた。


何となく嫌な空気を感じた。


すると、暗い部屋の端のほうから、

かすかではあるが、何かが聞こえてくる。


緊張が走り、耳を澄ます。

それはどうやら人の声だ!


なにやら、ボソボソ言っている!


俺は今まで、霊体験というものを

したことはないが、まさか・・・。


すると突然、天井の角が光はじめた!!


心臓の鼓動が早くなる。


聞こえていた声が、さらに大きくなる!


これはもう、確実だ!とうとう人生初の霊体験だ!


何も出来ず、ただじっとしている俺は、次の瞬間、


その声の主の、とんでもない言葉を耳にする!




「いや、やっぱタイ人の女の子は、かわいいと思うんすよ。」




サトルの声だった・・・。


何だっ!お前かっ!


隣の部屋で、女談義に

熱くなったサトルが電気を付けた。


安宿なので、壁が薄く、

隙間が開いているため、光が漏れてきた。


ただ、それだけのことだった。


本人には何の悪気もないだろうが、


俺にとっては、とんだお騒がせノーパン野郎だ!



つづく・・・


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どうでもいいが、小さい頃、俺はこの車を


 何故か「ナスブーブ」と呼んでいた (C)PONたもつ

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アンタ、ふざけてるだろ。ふざけてるなっ、その顔は!
           (C) PONたもつ


我らが安宿、ラブレーンゲストハウスの

レセプションには、
大きな貼り紙がしてあり、

50人ぐらいの名前と、


それぞれ、その横に
国名・金額が書かれている。


そして、
力強い字でこう記されている。


”We will catch you!”


つまり、宿泊代をばっくれて、

夜逃げした人たちの名簿なのだ。


この名簿をながめていると、
あることに気が付く。


95%
イギリス人なのだ。


われわれ日本人にとって


”英国紳士”
なんて言葉があるように、


イギリス人といえば、


常識人があり、高貴なイメージがあるが、


実際俺が会ったイギリス人は
パワフルな人が多い。


昼から酒を飲み始めて 

 → 次の日の昼まで飲んでいたり、


夜中にギャンギャン騒ぎまくったり、といった具合だ。


そんなラブレーンゲストハウスから、
出会った人達が


パラパラと次の地へ向けて旅立っていった。


そんな中、次なる
偶然の刺客エイジは現れた。


この
エイジ、またもやPONさん


カンボジア
で知り合った男であるが、


特徴といえば、まず
顔がエロい


そして
のんびりした感じの男だ。(どんな男だっ!)


のちのち、この
エイジと共に


あの地
へ行くことになるとは、


この時点では想像すらしていなかった。



つづく・・・

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  エイジとPONさん (C) PONたもつ
 オーブらしきものが飛んでいるのが気になるが・・・

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 ペナンの中心ジョージタウン (C)PONたもつ

ペナン島の北方に

バツフェリンギというビーチがある。


PONさん
エイジ2人は、


そっちの宿に移動することになった。


俺は、長らく
タオ島という田舎島にいたせいか、


街が恋しく、
今いる島の中心部・ジョージタウン

1人残ることになった。


宿のロービーで一人くつろいでいると、


1人の日本人らしき女性が現れた。


お互いなんとなく会釈をしてその場をやりすごす。


以外と、海外で日本人に出くわすと、


その対応に困ってしまう。


こちら的には話し掛けたいのだが、


日本人同士でつるむのを嫌う人もいる




夕方爆音とともに、一台の改造車が宿の前に横付けする。


インド系の男
が運転する車の助手席に怪しげな現地人・・・。


いや、
PONさんだ! 


後部座席にはスケメン(スケベ面)エイジもいる。


「おいっす~!」
    


おいっすじゃねーよっ!


どうやら、ビーチでこのインド系マレー人の男と知り合い、


彼の車でドライブの途中、俺を誘いに来てくれたようだ。


この男の名前は 
”ミスター・シン” だそうだ。


すると、


「おっ、阿部ちゃん!」
とエイジ。


どうやら、昼間に俺が会釈をした
女の子


エイジ
の知り合いらしい・・・。


もう!いったいこの宿はどうなってんだっ!


テレフォンショッキングかっつーの!!


「じゃあ、お友達を紹介してくださ~い」


 ”エェ~”
 

かっつーのっ!!


その後、俺と
阿部ちゃんも車に乗り込み、


インド街で夕食をとるのであった。


つづく・・・



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   スケメン、ミスターシン PONさん


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