25 失恋

暗い山道に2人で突っ立っていても、ラチが開かないので、

PONさんを励ましつつ、に向かって歩き出した。

そこに1台の一般乗用車が通りかかる。

一応、親指を立ててみる。

「あっ!止まった!」

ダッシュで駆け寄り、運転席の現地人のおじさんにお願いすると、

すんなり乗せてくれた。


どっかの番組みたいだが、無事に宿に戻れて一息。ふぅ。

 

翌日、ネットカフェに行く。

実は日本に彼女を残して旅に出ていた。

ひどいと思いつつも、5年も付き合ってるし、

アイツなら分かってくれる、俺は勝手にそう思い込んでいた。


フリーメールを開いて、目を疑った

「別れたい」 の文字が見える。

えっ!何で!?

色んなものが頭を駆け廻る・・・。

数時間後、部屋にポツンと座り込んでいた。

色々考えたが、気持ちを考えなかった、大切にしなかった俺が悪い。

すぐさま旅を終えて帰国するという

選択肢を選ばない時点で、結論は出た。

そんな悲壮感漂う俺に、例のモンスターが口を開く。

「よし、今日は飲もう!」 PONさん

こんな時、一人じゃなくて良かったぁ と思う反面、

「今日は」 ってーか、あんた、毎晩飲んだくれてんじゃねーか!

(これは俺の本心ではない。悲しみの産物。許して。)

こんな時ぐらいシラフで見つめ直そうと思ったが、

断りきれずに、チビチビ酒を飲む俺の横で、

グビグビ酒をあおるが、できあがってきた

ただ酒を飲む理屈が欲しかっただけじゃねーのか!?

ちきしょう~!2つの意味でちきしょう~!!

つづく・・・

☆酒乱モンスター PONたもつ    特徴:勝手に酔っ払って、勝手におちる

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