5ドルを支払い、その著名な遺跡群を見に行く。
なんともセクシーなレリーフの数々。
生の源を表しているのだろうか。
そんなものを眺めていると、
ここカジュラホは生の地
ガンジス川のバラナシは死の地のように感じる。
夜、近くの店で晩飯を食べていると、
宿のデニスホッパー似のオーナーが現れた。
どうやらこの店も所有しているらしい。
相変わらずの鋭い目つきで一緒に飲もうと酒を勧めてきた。
警戒しながらそれを断ると、
「そんなんじゃ、旅を楽しめないよ」 と加えられた。
確かにそうかも知れない。
俺もエイジも、来る前から「インド旅行事件簿」を読み漁り、
ガッチガチに凝り固まっている。
ただ、ここまでの間ですら、
それで騙されずに済んでいる場面はいくつもあった。
初めから疑ってかかっているのだ。
あまり日本ではしない行為だ。
そろそろ次なる地、
タージマハルで知られているアーグラに向かうことにした。
が、俺達はとうとうやらかしてしまう!
つづく・・・
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