48 ゴーゴーバー

タイ

ソイ・カウボーイ

夜、カオサンの宿に戻ると、スケメン(すけべ面)エイジが現れた。

こういうとドラクエスライムみたいだが、そんな感じのヤツだ。

おいしくないパスタを食べながら

ペナンで別れたあとの経過をお互いに話し、

エイジは何度か行ったことがあるようなので、

噂のゴーゴーバーに連れて行ってもらうことにした。

バンコクの歓楽街といえば

ガイドブックにも載っているハッポンが有名だが、

俺達はスクンビット通りにある、ソイ・カウボーイに向かう。

ソイ・カウボーイ「ソイ」とは小道とか、筋といった意味で、

道幅も長さも原宿・竹下通りと同じぐらいの両サイドには、

ゴーゴーバーがびっしり軒を連ねている。

道の真ん中を歩いている俺達に、

両サイドから黄色い客引きの声が飛び交う。

中には、強引に手を引っ張るヤツまでいる。

歌舞伎町だったっらお縄になるぞ!

そのなかで、あまり怪しそうではない一軒を選び、入ってみる。

席に案内され、100B(300円)のビールを注文する。

薄暗い店内のステージでは、

女の子がパンイチで踊っていて、番号札が付いている。

それを眺めながら酒を飲み、気に入った女の子がいれば、

席に呼んで一緒に酒を飲むといったシステムらしい。

意外といかがわしさはそこまでなく、白人のカップル客もいたりする。

それにしても、日本人のおっちゃんが多い。

バンコクは世界各国から人が集まっているずなのに、

ゴーゴーバー店内に関しては、60%以上が団塊の世代なのだ。

俺達はそうそうに切り上げることにして、店を出た。

ハッキリ言って、貧乏旅行者が行ってもあまり面白くないところだ。

通りに出ると、荷車で30円のカットフルーツを売る男や、

花を売る少年・少女が目に付き、

後味の悪さを感じながら安宿街行きのバスに乗り込んだ。

 

つづく・・・

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