
バツフェリンギというペナン島のビーチに来ていた。
俺とエイジはちょうど入れ替わる形で宿を移った。
つまり再びPONさんと部屋をシェアすることになった。
沢木耕太郎の 「深夜特急」 という紀行小説があるが、
ここの宿は、大沢たかお主演のそのドラマ版のロケで使われたそうだ。
レンタルバイクで付近を散策していると、マーケットを発見。
俺とPONさんは食事を取ることにした。
マレー料理の屋台でくつろいでいる俺の目に、ありえない人物の姿が!
「PONさん!松井だっ!ゴジラ松井だっ!」
松井秀喜がカブにまたがっている!

いや、こんなところにゴジラがいるわけないが、
それにしても似ている。
翌日、朝からPONさんの姿は見えなかったが、
俺は気にせず付近をブラついてのんびりすごした。
しかし、深夜になっても帰ってこない。
あれ、これはやばいかも?
と思い始めた時、外で誰かの声がした。
このあと、とんでもないことになる!
つづく・・・
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