99 再びコルカタ

インドの列車の座席インド

インドの列車の座席
朝7時に起きた。

列車はまだ走っている。

車内での目覚しは温かいチャイ一杯。

幼い子供が床を掃除して回っている。

そして手を差し出す。バクシーシ(施し)をねだっている。

彼等は、誰に頼まれている訳でもなく、

物乞いするために自主的に掃除をしている。

何もせずにグイと服を引っ張ってきて、

”当然”という顔で物をねだってくるヤツよりかは、君のほうが俺は好きだ。

1ルピーでよかったら、どうぞ。

昼の2時、列車はコルカタ・ハウラー駅に着いた。

31時間列車に揺られていたことになる。

同席の仲間達に別れを告げ、タクシー乗り場へと向かう。

居合わせたイスラエル人カップルとタクシーをシェアして、

安宿街サダルストリートへと向かう。

日本人バックパーカーには有名なパラゴンホテルに部屋を取る。

前回の宿より幾分心地よい。

1ヶ月と10日前にこの地からインドに入り、色々周って戻ってきたが、

変わったものが2つある。

1つは気温。

くそ寒くて、カッパまで着込んでいたのに、

Tシャツでも暑いくらいになっている。

もう1つは俺達自身。

インドを周ったことで、大分タフさを身に付けた。

身なりも汚くなっている。

インドに入った時、会う全ての日本人に、

ふてぶてしさみたいなものを感じたが、理由が今なら分かる気がする。

後はお土産を買ってインドを脱出する。

つづく・・・

 

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