
次なる地、キャメロンハイランドに着いた。
ここは高原になっていて、熱帯のマレーシアの中では、かなり涼しい
紅茶作りが盛んで、一杯30円ぐらいでお茶することができる。
また、日本人の観光客が多いのか、日本食レストランがいくつかあり、
ゴルフ場などもある。
唯一の難点といえば、雨が多いというところか。
宿にチェックインして落ち着いたところで、
PONさんに髪を切ってもらった。
そう、実はこの人、美容師さんなのだ。
そんな俺達の姿を見ていた、宿泊客が、私も、俺も、と
この青空美容室の客になっていった。

「お疲れさまでした、3ドルです。」 金とんのかいっ!
手に職がある人は、どこでも金を稼ぐ。
翌日、ジャングルトレッキングに行くことにした。
まさに、ジャングル、しかも、ぬかるみに足を捕られ、
はいつくばりながら上っていくことになる。

やっとの思いで着いた頂上でパチリ!
下山して、途中の街でビリヤードして調子こいていたら、
帰りの最終バスを乗り過ごしてしまった・・・。
タクシーなんかも全然走っていないぞっ!
山道なので真っ暗だ。
「しょうがない、歩きましょう!」
「えぇっ!やだよ~。怖いよ~。」
PONさんは、ヴァンダレイ・シウバみたいな顔してるくせに、
おばけ・闇・虫 が大の苦手なのだ。
でも、確かに俺も怖い。
さて、ホント、どうしよう?
つづく・・・
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