45 プスススンッ

マレーシア
関係ないけど、パカッ!(c)PONたもつ

関係ないけど、パカッ!(c)PONたもつ

朝9:00、乗り合いワゴンは

マレーシアバターワースからタイハジャイに向けて出発した。

運転手はサングラスを掛けた無口なマレー人の男だ。

怪しさを感じながら、ふと気が付いた。

途中で国境を向える。

このままワゴンで越境するんだろか。どうすんだろ?

途中で乗り合っていた乗客が次々に降りていき、とうとう俺1人になる。

運転手は相変わらず無口なままだ。 怪しいぃ~。

国境に着いた。イミグレの前で降ろされる。

「イミグレを通過したら、白いワゴンに乗れ」

グラサンはそれだけ言い残し去っていった。

俺は脱北でもしようとしてるんだろか?

言われた通り、待機していた白いワゴンに乗り込む。

少しホットした。

こっちのワゴンは陽気なタイ人運転手で、他に外国人旅行者も乗っている。

ハジャイ市街に着いて、乗客を思い思いの場所を告げ、降りていく。

俺もバスターミナルに降ろしてもらうよう伝えた。

その内、またもや俺が最後の1人になったと思ったら、

ワゴンは本拠地と思われるツアー会社の車庫に入り、エンジンを止めた。

プスススンッ。

「いやいや、プスススンッじゃねーよっ!

 俺はバスターミナルに行きたいんだよ!」

 

つづく・・・


コメント