78 タージマハル

インド


ここアーグラに来た目的。

世界遺産で有名な タージマハル

自称ガイドの売り込みを何人も振り切り、

入場口に到着した。

入場料750ルピー(1800円)。結構いい値段をとる。

物価を考えると、日本での7500円ぐらいの価値になる。

世界遺産に認定されると、軒並み跳ね上がるらしい。

おつりの件でチケット売り場のオヤジともめながらも、場内に入る。

「うわっ!」

す、すごい!なんなんだっ!


建物の圧倒的な存在感!威圧感というか!

そして寸分違わぬ左右の対称性。

正直、俺はあまり建造物に魅せられることはないのだが、これは別格。

ゆっくりと時間をかけ、遺産を思う存分に堪能する。

その夜、タージマハル付近の屋上レストランで晩飯をとることにした。

インドにはホテルなどの建物の屋上が食堂になっていることが多い。

暗くてはっきりとタージマハルの姿は見えないが、

遠くにぼんやりと白くて丸い建物のシルエットが見える。

食事を済ましてお茶をすすりながら、ぼんやりその影を眺めていると、

自分が勘違いしていたことに気が付いた。

見えていた影はメイン塔の隣にある小さな建物の頭で、

その奥にもっと巨大な影がたたずんでいたのだ。

そのあまりの大きさに見落としていた。

そもそもタージマハルは、

ムガル帝国の王が、亡くなった妃のために建てたお墓だが、

その建設に国が傾くほど金をつぎ込んだそうだ。

それも頷ける。

アーグラを訪れた目的も果たしたことだし、

翌日、次の地へジャイプルへ移動する。


つづく・・・


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