15 ヤンゴンからバガンへ①

ミャンマーの長距離バスバックパッカーの聖水

水曜日に申請したインドビザを

月曜日の15〜16時に

取りに来いとのことだった。

15時さっそくインド大使館に向かう。

すると、まだできてないから

17時に来いと。

う〜ん。

嫌な予感がする。

この日の夜行バスも

その先の宿も予約しちゃってるし。

とりあえず、同じ宿の宮入さんと、

遅めの昼食を食べることに。

16:40再びインド大使館へ。

かなり人が待っている。

17時になるとさらに人が増えてくる。

かごにパスポートを

わんさか積んだ人達が、

外のドアから入ってきた。

あんな適当な感じで運んでるんだ。

すると、係の女性が、

「ジャパニーズ!」

日本人は俺だけのようで、

1番にビザが貼り付けられている

パスポートをもらうことができた。

宿にいったん戻り、

荷物をピックアップして

バス停に向かうことにした。

街の中心からバスターミナルまで

かなり遠い。

タクシーだと1時間・14000K(¥1000)。

市バスだと2時間・200K(¥15)。

バスが21時発の夜行だったので、

時間を持て余していたこともあり、

市バスで行くことにした。

が、誤算だった。

バス停に着いたのは18時頃。

帰宅ラッシュの最中で、

バス停付近に人だかりができている。

また、ターミナル行きのバスは36番だが、

どういう訳か36番は3種類あり、

ターミナルに行くやつと

行かないやつがある。

頼むから番号変えてよ!

バスを待っている人に聞くと、

あの36番は行かない、

なんて教えてくれるが、

既に2本、行かないヤツだった。

これは行くぞ!

と教えてくれたバスに必死で乗り込む。

見送ってくれた宮入さんが

寂しそうな顔をしていた。

気持ちはよく分かる。

宿に最多で6人いた日本人が、

1人消え、2人消えといくうちに、

宮入さんが最後になってしまったからだ。

インドでの再開を約束して、

バスは走り出した。

車内は結構混んでいる。

ヤンゴンのローカルバス

すると大荷物の俺に

ミャンマー人の青年が席を譲ってくれた。

ありがたく座らせてもらう。

通路にいるのも迷惑だと感じたからだ。

ヤンゴンの中心地を走り出した市バスは、

どんどんローカルサイドに入っていく。

道はかなり渋滞している。

中心地から離れれば、

バス車内も

空いてくるものだと思っていたが、

その逆で、車内はどんどん混んでくる。

俺に席を譲ってくれた青年が

ぎゅうぎゅう押されている。

すぐにバスを降りるから

譲ってくれたものだと

勝手に解釈していだが、

彼は40分は乗っていた。

降りようとした時、

肩をたたいてお礼を言うと、

「OK!」と笑顔で返してくれた。

バスターミナルに近づくに連れて

車内も人が少なくなってくる。

すると、隣のオジサンが

ターミナルに行くのか?

と話しかけてきた。

ヤンゴンのバスターミナルは

とてつもなく広い。

俺は、自分のバスチケットを見せた。

バスチケットを見たオジサンは、

なにやら隣の人と話している。

今度はその隣のオジサンが、

ケータイでチケットに書いてある

電話番号にかけて

場所を確認してくれている。

最終停留所に着いたバスから降りると、

オジサンはこっちだ、と、

バス会社まで案内してくれた。

噂に聴いていた通り、

ミャンマー人は優しい人が多い。

都会で冷えた心を

温めてくれたことがありがたかった。

ミャンマーの長距離バス

つづく…

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